小部経典
3:ウダーナ
5.9. 大騒ぎをしながらの経(49)
このように、わたしは聞きました。或る時のことです。世尊は、コーサラ〔国〕で、大勢の比丘の僧団と共に、遊行〔の旅〕を歩んでおられます。さて、まさに、その時、大勢の〔婆羅門の〕学徒たちが、世尊から遠く離れていないところで、大騒ぎをしながら〔浮かれた〕様子で通り過ぎます。まさに、世尊は、大勢の〔婆羅門の〕学徒たちが、遠く離れていないところで、大騒ぎをしながら〔浮かれた〕様子で通り過ぎるのを見ました。
そこで、まさに、世尊は、この義(道理)を知って、その時に、この感興〔の言葉〕を唱えました。
「錯乱した談論者である〔自称〕賢者たち、〔虚妄の〕言葉を境涯として談じ回る者たち、〔彼らが〕口を開くことを求めるかぎり、それによって、〔彼らが〕導かれたとして、知者は、それを〔認め〕ない」と。
〔以上が〕第九〔の経〕となる。