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8 テーラガーター

4.6. セーナカ長老の詩偈

ガヤーにおいて――〔それも〕ガヤーのパッグ〔月の祭礼〕において――正覚者(ブッダ)が最上の法(真理)を説示しているのを見たが、それは、わたしにとって、まさに、善き訪問として存するものだった。

大いなる光ある方を、衆徒の師匠を、至高〔の境地〕を得た方を、〔世の〕導き手を、天〔界〕を含む世〔界〕の勝者を、無比の見ある方を、〔わたしは見た〕。

偉大なる龍を、偉大なる勇者を、大いなる光輝ある方を、煩悩なき方を、一切の煩悩が完全に滅尽した方を、〔世の〕教師を、何ものも恐れない方を、〔わたしは見た〕。

長きにわたり〔心が〕汚染された、まさに、わたしを、〔悪しき〕見解の網に結縛されたセーナカ(人名)を、世尊である彼(ブッダ)は、一切の拘束から解き放った。ということで――

 ……セーナカ長老は……。