>小部経典
8 テーラガーター
5.2. スブータ長老の詩偈
道理ならざることに自己を結び付け、〔それでいて〕為すべきことを求めている人が、もし、〔道を〕歩みながらも、〔目標に〕到達できないなら、それは、わたしにとって、不幸の特相である。
引き抜かれ征圧された過失を、もし、〔その〕一つを投げ捨てるなら(そのまま放置するなら)、〔悪しき〕賽の目であるかのように、〔それは〕存するであろう。もし、一切もろともに投げ捨てるなら、盲者であるかのように、〔彼は〕存するであろう――正と不正に見なきがゆえに。
まさに、それを為すなら、まさに、それを説くように。それを為さないなら、それを説かないように。賢者たちは、為すことなく語っている者を、〔あるがままに〕遍知する。
また、好ましく、色艶ある花に、香り無きものがあるように、このように、見事に語られた言葉は、為さずにいる者には、果の無きものと成る。
また、好ましく、色艶ある花に、香り有るものがあるように、このように、見事に語られた言葉は、為している者には、果の有るものと成る。ということで――
……スブータ長老は……。