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9テーリーガーター
5.2. ヴィマラー長老尼の詩偈
〔自らの〕容貌と形姿と栄光に〔驕慢し〕、そして、名声に驕慢した〔わたし〕は――しかして、〔自らの〕若さに支えられたわたしは――他者たちを軽んじた。
愚者が言い寄る、この身体を、種々様々に飾り立てて、〔わたしは〕娼家の門に立った――罠を仕掛けて〔獲物を待つ〕猟師のように。
密やかに、〔あるいは〕明らかに、多くの飾りものを見せながら、〔わたしは〕様々な種類の幻想“まやかし”を為した――多くの人を嘲笑しつつ。
その〔わたし〕は、今日、〔行乞の〕食を歩んで(托鉢して)、剃髪し、大衣を着た者となり、木の根元に坐している――思考なき〔境地〕(無尋)を得る者として。
それらが、諸天のものであれ、さらには、それらが、人間たちのものであれ、一切の束縛は断絶された。一切の煩悩を投棄して、〔心が〕冷静と成った〔わたし〕は、涅槃に到達した者として、〔世に〕存している。ということで――
……遊女の過去あるヴィマラー長老尼は……。