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9テーリーガーター
5.5. ナンドゥッタラー長老尼の詩偈
わたしは、火を、しかして、月を、しかして、太陽を、しかして、天神たちを礼拝した。わたしは、諸々の川の沐浴場に行っては、水へと降り行く。
〔わたしは〕多くの掟を受持する者として、頭の半分を剃り落とした。〔わたしは〕地に臥所を営む。わたしは、夜の食を食べなかった。
かつまた、〔わたしは〕諸々の沐浴や塗身によって〔自らを〕飾り装うことを喜び、この身体を大切にしてきた――欲望〔の対象〕にたいする貪り〔の思い〕によって苦悩する者として。
そののち、信を得て、〔家から〕家なきへと出家した。事実のとおりに〔この〕身体を見て、欲望〔の対象〕にたいする貪り〔の思い〕は完破された。
一切の生存は断絶された。しかして、欲求が、さらには、切望もまた。一切の束縛について束縛を離れた〔わたし〕は、心の寂静を得た。ということで――
……ナンドゥッタラー長老尼は……。