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8 テーラガーター

6.2. テーキッチャカーリン長老の詩偈

〔悪魔が言った〕「諸々の米は収穫された。諸々の米は脱穀された。しかるに、〔行乞の〕食を得ない。わたしは、どのように為すというのだろう」〔と〕。

〔長老は答えた〕「清らかな信ある者となり、無量なる覚者(仏:ブッダ)を思念せよ。喜びで肉体は充満し、常に〔心が〕躍り上がる者と成るであろう。

清らかな信ある者となり、無量なる法(法:ダンマ)を思念せよ。喜びで肉体は充満し、常に〔心が〕躍り上がる者と成るであろう。

清らかな信ある者となり、無量なる僧団(僧:サンガ)を思念せよ。喜びで肉体は充満し、常に〔心が〕躍り上がる者と成るであろう」〔と〕。

〔悪魔が言った〕「〔おまえは〕野外に住む。冬の、この夜は寒い。寒さに打ち負かされ、打ちのめされてはならない。おまえは、閂が掛かった精舎に入れ」〔と〕。

〔長老は答えた〕「〔わたしは〕四つの無量〔なる心〕(四無量心)を体得するであろう。そして、それらによって、安楽の者として〔世に〕住むであろう。動揺なき者として〔世に〕住んでいるわたしは、寒さに打ちのめされないであろう」〔と〕。ということで――

 ……テーキッチャカーリン長老は……。