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8 テーラガーター

7.4. ソーパーカ長老の詩偈

高楼の影で、無上なる方(ブッダ)が歩行〔瞑想〕をしているのを見て、そこで、彼のもとへと近しく赴いて、〔わたしは〕最上の人(ブッダ)を敬拝した。

衣料を一方の肩に掛けて、〔両の〕手を合わせて、一切の有情のなかの最上者たる〔世俗の〕塵を離れる方(ブッダ)に従い歩行〔瞑想〕をした。

そののち、諸々の問いの熟知者たる知者(ブッダ)は、わたしに、諸々の問いを問い尋ねた。わたしは、驚愕もなく、恐怖もなく、教師(ブッダ)に説き示した。

如来(ブッダ)は、諸々の問いが答えられたとき、随喜し、比丘の僧団を顧みて、この義(意味)を語った。

〔世尊は言った〕「アンガ〔国〕には、マガダ〔国〕には、諸々の〔すばらしい〕利得があります。彼らの〔提供する〕、衣料、〔行乞の〕施食と、日用品(薬品)、臥坐〔具〕、〔歓迎の〕立礼と、適正〔なる接待〕を、この者(ソーパーカ長老)が受けるのです。彼らには、諸々の〔すばらしい〕利得があります」と。さらに、〔如来は〕説いた。

〔世尊は言った〕「ソーパーカ(人名)よ、今日以後は、わたしのところに、相見えるために、近しく赴きなさい。ソーパーカよ、まさしく、しかして、これが、あなたにとって、〔戒の〕成就として有れ」〔と〕。

生まれて七年で、わたしは、〔戒の〕成就を得て、最後の肉身“からだ”を保つ(死後、涅槃に行く)。ああ、法(事象)が見事に法(事象)たることよ。ということで――

 ……ソーパーカ長老は……。