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9テーリーガーター

6.5.  アノーパマー長老尼の詩偈

わたしは、多くの富と大いなる財ある高貴の家に生まれた。容貌と形姿を成就した者として、マッジャ(人名)の実の娘として。

〔わたしは〕王の子たちに切望され、長者の子たちに貪求された。〔彼らは〕わたしの父に使者を送った。「アノーパマー(人名)を、わたしに与えてください。

あなたの娘のアノーパマーが、この方が計量されたかぎりの、それより八倍〔の重さ〕の黄金、および、財宝を、〔あなたに〕与えましょう」〔と〕。

〔まさに〕その、わたしは、正覚者(ブッダ)を見て、世の最尊者たる無上なる方を〔見て〕、彼の〔両の〕足を敬拝して、一方に近坐した。

彼は、ゴータマ(ブッダ)は、慈しみ〔の思い〕によって、わたしに、法(教え)を説示した。坐した〔わたし〕は、その坐において、第三の果(不還果)を体得した。

そののち、〔わたしは〕諸々の髪を断ち切って、〔家から〕家なきへと出家した。渇愛が干上がってからのち、今日は、わたしにとって、第七夜となる。ということで――

 ……アノーパマー長老尼は……。